「代筆・代読支援者養成」研修会のお知らせ

開催要項

1. 目的

「地域生活支援事業実施要綱」に基づき、意思疎通支援事業として令和4年3月より区で実施している「視覚障害者代筆・代読支援事業」の運営に当たっては、支援者の確保が課題となっています。

このため、視覚障害や、視覚障害者への支援に対する知識、代筆・代読の技術を持った支援者を育成し、事業の安定した運営につなげるとともに、サービスの質の向上を図ることを目的とします。

2. 主催

中野区健康福祉部 障害福祉課 障害者施策推進係

3. 受託者

特定非営利活動法人 中野区視覚障害者福祉協会

4. 期日

令和6年12月20日(金)午前9時00分~午後4時40分

5. 会場

中野区役所 7階会議室

6. 内容

以下に示すカリキュラムに基づきます(研修日程参照)。

7.講師

特定非営利活動法人 神奈川県視覚障害者福祉協会
理事長  鈴木 孝幸 氏
事務局長  福喜多 恭子 氏

8. 対象者

区内在住・在勤・在学者で18歳以上の方。特に、以下の方のご参加をお待ちしております。

  • 音訳・朗読・点訳ボランティア
  • 視覚障害者サポート全般に理解と興味がある方
  • 居宅介護事業所関係者及び居宅介護従業者(ホームヘルパー)並びに、同行援護事業所関係者及び同行援護従業者
  • 区市町村障害関係主管課・意思疎通支援担当者
9. 認定

研修修了者には「代筆・代読支援者」の修了証を交付します。
(支援者として従事するには、実施事業所への登録が必要です。)

10. 定員

28名(予定)

11. 受講料

2,000円(テキスト代)

12. 申込について

令和6年12月6日(金)までに、メールまたは電話でお申し込みください(先着順)。
メールの場合は、題名に「代筆・代読支援者養成研修会参加希望」と明記し、本文に次の内容を入力してください。

(1)氏名

(2)連絡先 電話番号・メールアドレス

(3)住所

(4)障害福祉に関する仕事やボランティアの経験の有無とその内容

※所属(事業所名等)と業種(居宅介護従業者、同行援護従業者、ボランティア、行政職員等)

13. 決定

受講の決定通知は、後日ご連絡いたします。
(テキスト代金は当日集金)

14. 問合せ・申込み先

特定非営利活動法人 中野区視覚障害者福祉協会
「中盲ナビックス」居宅介護事業所
担当 宮田
TEL: 03-6382-6444
mail:nakashikyo-navix309@clock.ocn.ne.jp

「代筆・代読支援者養成研修会」研修カリキュラム・時間帯

時間 内容
8:40~ 受付
9:00 開講式
9:10 第1章 視覚障害者の福祉サービス
1 意思疎通支援「代読・代筆」事業の制度とサービス
2 視覚障害の現状
10:10 第2章 視覚障害の理解
1 視覚障害の概念と定義
2 「見えること」とは
3 視覚障害の原因疾病と症状
4 ロービジョン(弱視)の実際
5 視覚障害者の心理
11:00 第3章 代読・代筆従業者の業務
1 従業者の職業倫理
2 意思疎通支援「代筆・代読」の制度とその利用
3 実務上の留意点
4 意思決定支援
12:00 昼食
13:00 第4章 代筆について
1 代筆の基礎知識
2 個人情報の取り扱い
3 代筆の応用
4 代筆の際の注意事項
5 自筆での署名
6 代筆できない書類
14:40 第4章 代読について
1 代読の基礎知識
2 個人情報の取り扱い
3 代読の応用技能
4 高度な代読支援
16:10 質疑応答
16:30 閉講式
16:40 終了