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りんくる中野

“りんくる中野”は・・・
「耳で読む」を「音訳」で支援します!

♪平成23年(2011年)特定非営利活動法人 中野区視覚障害者福祉協会が、視覚障害者への情報提供のデジタル化を推進するために、中野区で活動している音訳者に協力を呼びかけ、“りんくる中野”というグループを立ちあげました。
現在では、「声のなかの区報」をはじめとする各種広報誌製作や、他団体や個人からの録音図書、その他生活に密着した情報の音声版作成のご希望にお応えしています。

♪2021年4月には、コロナ禍の中、新人音訳者を募集。
養成講習会を主にリモートで実施し、現在も研修は続いています。

♪りんくる中野の活動について詳しくは「りんくる中野活動報告」をご参照ください。

音訳って?

♪「文字を声に出して読み、目で見る情報を、耳で聞く情報に変える」ことです。
写真やイラスト、表・グラフなども聞いてわかるように説明文を作成して音訳します。
原本に忠実に、読み手の感情などは入れず、原本の内容と同等の情報量になることが理想です。

1.パソコンにマイクを接続して専用の音訳ソフトを使って録音します。

2.音声データを音訳ソフトを利用して、ページをつけたり、見出しごとに検索できるよう編集します。これを「DAISY(デイジー)編集」といいます。

3.完成したデータをCDやメモリーカードにコピーして利用者の皆様のお手元へ届けます。

※デイジー編集されたデータを聴くには、専用の再生機(プレクストーク)が必要です。

※りんくる中野では、一般のCD再生機器でも聞ける音楽CD版も作成しています。

「サピエ」ダウンロードサービス開始

♪平成29(2017)年、中視協は「著作権法第37条第3項に係る文化庁長官の指定団体」として認定を受け、サピエ(※)に団体登録しました。
中視協の会員や、利用登録をしている人を対象にダウンロードサービスを開始し、サービスの窓口をりんくる中野が担当しています。
今後は、りんくる中野製作の録音図書をサピエにアップロードして、広く利用者のみなさんに聞いていただけるよう準備中です。

(※)サピエとは・・・視覚障害者及び視覚による表現の認識に障害のある方々に対して点字、デイジーデータ(音声デイジーデータ約7万タイトル以上)をはじめ、暮らしに密着した地域・生活情報などさまざまな情報を提供するWEB上のネットワークです。「サピエ」は、日本点字図書館がシステムを管理し、全国視覚障害者情報提供施設協会が運営を行っています。「サピエ」は、視覚障害者等の個人会員約1万5千人が直接利用しています。また、全国の視覚障害者情報提供施設(点字図書館)や公共図書館、ボランティア団体、大学図書館など330を超える施設や団体が加盟して、約8万人以上の視覚障害者、そして、情報を必要とする多くの方々への情報サービスを行っています。https://www.sapie.or.jp/

 

ひとりで悩んでいないで、ご一緒に!一緒に暮らしやすい中野の街を作りましょう!